木動デスク サポート
文書番号: KD-TS-001

木動デスク トラブルシューティングガイド

お困りのときはこちらをご確認ください


木動デスクのご使用中に「あれ?おかしいな」と思ったら、このガイドをご確認ください。 多くの問題はシンプルな操作で解決できます。


目次


操作前の安全確認

🔴 【危険】

トラブルシューティングの操作中も、以下の3箇所に体の一部・ペット・障害物がないことを必ず確認してください。

  1. 前側天板と奥側天板の間(約2.5cmの隙間)
  2. 収納棚の下面と床の間(奥側天板と棚は一体構造で下降します)
  3. 前側天板の下面(引き出し含む)と椅子・使用者の脚の間

衝突検知機能(PIEZO)は補助的な安全機能であり、すべての衝突を検知できるわけではありません。

3箇所の挟み込み危険箇所(トラブル対応前の安全確認)
図 IMG-02: 3箇所の挟み込み危険箇所(トラブル対応前の安全確認)


天板が動かない

天板がまったく動かないときに確認してください。

電源を確認する

症状: パドルを傾けても無反応。ディスプレイも点灯しない。

確認ポイント:

  1. 壁のコンセントに電源プラグがしっかり差し込まれていますか?
  2. 電源タップを使用している場合、タップのスイッチはONになっていますか?
  3. 電源タップ自体のプラグが壁に差し込まれていますか?

対処: 電源プラグをしっかり差し直してください。


初期化が必要かもしれません

症状: ディスプレイは点灯するが、パドルを傾けても天板が動かない。

よくあるケース:

  • 初めて電源を入れた直後
  • 停電や長時間のコンセント抜きの後
  • 引っ越し等でデスクを移動した後

対処: 昇降システムの初期化を行ってください。

  1. パドルを「下」に傾けて押さえ続ける
  2. 天板が一番下まで下がるまで押さえ続ける
  3. 一番下で手を離す
  4. 10秒以内にもう一度パドルを「下」に押さえ続ける
  5. 天板がさらに少し下がり、その後約5mm上昇して停止します
  6. 完全に動きが止まるまで、絶対にパドルから手を離さないでください。 途中で離すと初期化が中断され、最初からやり直しになります。
🟠 【警告】

初期化操作中は衝突検知機能(PIEZO)が完全に無効になります。デスクの下や周囲に人・ペット・障害物がないことを必ず確認してから開始してください。

※前側天板用と奥側天板用、2台のコントローラーで各1回ずつ行ってください。


キーロックがかかっていませんか?

症状: ディスプレイに鍵マークが表示されていて、パドルを傾けても動かない。

対処: 設定したロック解除方法に従って解除してください。

解除方法操作
Double tapパドルを素早く2回タップ
Double tap, second press to driveパドルを素早く2回タップ(そのまま動き始めます)
Connect button + double tap底部の接続ボタンを押してから、パドルを素早く2回タップ

解除方法が分からない場合は、Desk Connectアプリの「You」→「Keylock」で確認できます。


高さリミットに達していませんか?

症状: 特定の高さから上(または下)に動かない。

対処: 高さリミットが設定されている可能性があります。

  • Desk Connectアプリの「Control」→ギアアイコン→「Desk height limits」で確認できます。
  • コントローラーの設定モードからも確認可能です(LIMITSメニュー)。
  • リミットを変更するか、「CLEAR LIMITS」で一旦解除してください。

デューティサイクル制限に達していませんか?

症状: しばらく連続で上下させた後、動かなくなった。

原因: モーターの保護のため、連続使用には制限があります。1分間の連続動作後は9分間の休止が必要です。

対処: 9分以上待ってから再度操作してください。通常の座り・立ち切り替えでは、この制限に達することはほとんどありません。


過負荷保護が働いていませんか?

症状: 重い荷物を載せた状態で動かない。

原因: 天板あたりの耐荷重(80kg)を超えると、モーターの過負荷保護(EOP)が作動します。

対処: 天板上の荷物を減らしてから再度操作してください。


ケーブル接続を確認する

症状: 上記の原因をすべて確認しても天板がまったく動かない。

対処: コントロールボックスとコラム間のケーブル接続を確認してください。ケーブルが緩んでいた場合はしっかり差し直してください。


昇降中に止まる・反転する

昇降の途中で突然止まったり、少し反対方向に動いたりする場合。

衝突検知(PIEZO)が作動した

症状: 昇降中に突然停止し、少し反転(後退)した。

原因: PIEZO衝突検知が障害物を検知して安全停止しました。

対処:

  1. デスクの周囲(上方・下方・側方)に障害物がないか確認してください。
  2. 障害物を除去してから、再度操作してください。

参考: 衝突検知は「補助的な安全機能」です。柔らかい物体(クッション、衣類、人体の柔らかい部位)、昇降の開始直後や停止直前、下降方向で荷重が軽い場合には、検知できないことがあります。


荷重の偏りが原因かもしれません

症状: 特に障害物がないのに、昇降中に停止・反転する。

原因: 天板の一方に重量が偏った「片荷重」状態だと、衝突検知が誤作動する場合があります。

対処: 天板上の荷物を均等に分散させてください。モニターアーム等で端に重い物が集中している場合は、配置を見直してください。


コントローラーのネジが緩んでいませんか?

症状: 障害物も片荷重もないのに、頻繁に停止・反転する。

原因: コントローラー(DPI1C)の固定ネジが緩むと、PIEZO衝突検知が誤作動します。

対処: コントローラーを固定している4本のネジがしっかり締まっているか確認し、緩んでいれば締め直してください。


動きがおかしい

動くけれど、スムーズでない場合。

動きがぎこちない・カクカクする

対処: 初期化が不完全な可能性があります。もう一度初期化をやり直してください(前述の手順参照)。


2枚の天板の高さが合わない

原因: 前側天板と奥側天板は独立したシステムで動くため、別々に高さを管理しています。

対処:

  1. 各コントローラーの高さ表示を校正してください。
    • 設定モード → HEIGHT → 実際の高さに合わせる
  2. 各コントローラーで初期化をやり直してください。

コントローラーの不具合

ディスプレイが表示されない

確認ポイント:

  1. 電源が入っていますか?(前述の「電源を確認する」を参照)
  2. しばらく操作していないと、省電力で消灯します。パドルに触れてみてください。

高さの数字が実際と違う

対処: 高さ表示の校正を行ってください。

  1. 巻き尺で床から天板上面までの実際の高さを測ります。
  2. 設定モードに入ります(接続ボタン + パドル下を同時に3秒)。
  3. 「HEIGHT」で接続ボタンを押します。
  4. パドルで数値を実際の高さに合わせます。
  5. 接続ボタンを押して保存します。

2台構成のご注意: 前側天板と奥側天板はそれぞれ独立したコントローラーです。各コントローラーで個別に校正を行ってください。


設定モードに入れない

よくある間違い:

  • 接続ボタンとパドル操作を同時に行っていない → 同時に行ってください
  • 3秒間保持していない → しっかり3秒間保持してください
  • 接続ボタンの場所が分からない → コントローラーの**底部(裏側)**にあります

設定中に画面が勝手に戻る

原因: 仕様です。30秒間操作しないと、設定モードが自動終了します。

対処: 操作を30秒以内に行ってください。


アプリの不具合

デスクが見つからない(ペアリングできない)

確認チェックリスト:

  • DPI1C底部の接続ボタンを2秒間押してペアリングモードにしましたか?
    • ディスプレイにBluetoothアイコンが表示されていますか?
  • スマートフォンのBluetoothは有効ですか?
  • Android端末の場合、GPS位置情報は有効ですか?(BLEスキャンに必須)
  • スマートフォンはDPI1Cの近くにありますか?
  • アプリは最新版ですか?(App Store / Google Playで確認)

アプリとの接続が切れる

原因:

  • iOS端末: Desk Connectアプリを閉じる(バックグラウンドに移動する)と、接続が失われます。
  • Android端末: アプリを閉じていても、最後に接続したデスク(通信範囲内)に自動的に接続を試みます。

対処: iOSの場合は操作中にアプリを前面に表示した状態にしてください。アプリを再度開くと自動的に再接続を試みます。


アプリで設定したのに反映されない

原因: DPI1C本体の設定モードとアプリの設定を混在して使用している可能性があります。

対処: アプリに接続すると、アプリの設定(お気に入りポジション・単位)がDPI本体の設定を上書きします。設定はアプリまたはDPI本体のどちらか一方で統一してください。


アプリで2台目のコントローラーに接続できない

手順:

  1. Control画面で「MY DESKS」をタップ
  2. 「CONNECT NEW DESK」をタップ
  3. 2台目のDPI1Cの接続ボタンを2秒間押してペアリングモードに
  4. 「SEARCH FOR DESKS」で検索して接続

異音・異臭

昇降中に異音がする

考えられる原因と対処:

音の種類考えられる原因対処法
ガタガタ・カタカタ天板とフレーム間の防振材のずれ防振材の位置を確認・調整
ギーギーコラムの接続不良コントロールボックスとコラム間のケーブル接続を確認
通常より大きな動作音片荷重荷物を均等に配置

通常の動作音について: 木動デスクの昇降動作音は55 dB(A)以下です。図書館程度の静かな動作音ですが、無音ではありません。


コントロールボックスから異臭がする

🔴 【危険】

コントロールボックス(本製品には2台搭載)から異常な臭いや煙が出た場合は、直ちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜いてください。 その後、清水材木店にお問い合わせください。


木材に関するトラブル

天板に小さなヒビや反りが出た

これは故障ではありません。 天然木は呼吸する素材であり、温度や湿度の変化に応じてわずかに膨張・収縮します。それに伴う軽微な反りやヒビは天然木の特性です。

予防策:

  • 直射日光が長時間当たる場所を避けてください。
  • エアコンの風が直接当たる場所を避けてください。
  • 室内の湿度を適度に保ってください(20〜80%)。

天板にシミ・輪ジミがついた

オイル塗装の場合:

  1. 目の細かいサンドペーパー(#240〜#400程度)で軽くシミ部分を研磨します。
  2. オイルを塗布して仕上げます。

ウレタン塗装の場合:

  • 中性洗剤を薄めた液で拭き、その後水拭きします。
  • 研磨はできません(塗膜を傷つけます)。

それでも解決しない場合

以下の3つのリセット方法を順に試してください。

ステップ1:電源の再起動

電源プラグをコンセントから抜き、30秒間待ってから再度接続します。

ステップ2:初期化のやり直し

前述の初期化手順を、前側・奥側の各コントローラーで再度実施します。

ステップ3:工場出荷時設定への復元

コントローラーの設定を初期値に戻します。

  1. 設定モードに入ります(接続ボタン + パドル下を同時に3秒)
  2. パドルを傾けて「RESTORE」に移動
  3. 接続ボタンを押してメニューに入り、もう一度接続ボタンを押して復元を確定

注意: 復元すると、お気に入りポジション・リミット設定・単位設定等がすべてリセットされます。 復元後の対応: 工場出荷時設定への復元後は、初期化(ステップ2)から再度やり直してください。また、高さリミット・お気に入りポジションも再設定してください。


サポートへのお問い合わせ

上記で解決しない場合は、お気軽にお問い合わせください。

清水材木店

  • 公式サイト: https://shimizuzaimokuten.com/
  • メール: [※実際のサポートメールアドレスを記載]
  • 電話: [※実際のサポート電話番号を記載]

お問い合わせの際にご用意いただくとスムーズな情報:

  • 製品のシリアル番号(保証書に記載)
  • ご購入日
  • 症状の詳細(いつから、どの天板で、どのような操作をした時に発生するか)
  • すでにお試しいただいた対処法

本書の内容は、製品の改良のため予告なく変更される場合があります。最新版は公式サイトでご確認ください。

文書番号: KD-TS-001 発行日: 2026年3月 発行元: 清水材木店